臨床検査の考え方

目的 臨床検査は、保健医療を目的とします。 分類 生体の変化をME機器を使って計測する場合を生理機能検査といいます。 また、生体から採取した体液や組織の一部について計測する場合を検体検査といいます。 検査結果について 検 …

炎症と血清銅(Cu)

炎症と血清銅(Cu)の関係について解説します。 血清銅と炎症 銅の代謝 銅は、胃および十二指腸(小腸上部)で吸収され、肝細胞に取り込まれます。 そして、銅は、その大部分が、肝細胞内でアポセルロプラスミンに結合す …

炎症と血清鉄(Fe)

血清鉄と炎症の関係について解説します。 炎症と血清鉄 血清中の鉄の濃度は、炎症によって測定値が変動します。 理由として、まず、血清中の鉄は、トランスフェリン(Tf)と結合しています。 トランスフェリン(Tf)は、肝臓で産 …

好塩基性とは?(basophilic)

細胞内にある酸性要素(DNA、RNAなど)を大量に含む核、リボソームに富む細胞質部分などは、たとえばHE染色で染色すると、ヘマトキシリンにより濃い紺色に染色されます。このような酸性要素の染色性を、「好塩基性」といいます。

体ヘマトクリットとは?

体ヘマトクリットとは、循環血液量および循環血漿量を別々に測定し、下記のように求めた比を、体ヘマトクリットといいます。 体ヘマトクリット=循環血球量/(循環血球量+循環血漿量)

O2Hbとは?(血液ガス)

O2Hbとは、血液ガスの検査項目であり、全ヘモグロビンに対する、酸素化ヘモグロビンの割合を表します。 基準値は94〜98%です。 この項目により、酸素運搬能力の使用割合が分かります。

腎機能検査の基礎知識

腎機能検査の基礎知識を解説します。 概要 腎臓は、腎臓は排泄臓器として働き、身体の恒常性(ホメオスタシス)を保つ機能を有する臓器です。 具体的な腎臓の機能は、①不要な最終代謝産物、老廃物、薬物などの排泄、②電解質バランス …

肝機能検査の基礎知識

肝機能検査の基礎知識を解説します。 概要 肝臓は、人体最大の実質臓器であり、同時に最も多様な機能を発揮する臓器です。 肝臓の主な機能は、①蛋白質、糖質、脂質などの物質の合成と異化、②胆汁の生成と排泄、③人体にとって有害な …

ROC曲線とは?

ROC曲線について解説します。 概要 ROC曲線は、検査の感度と特異度の関係を視覚的に表します。 ROC曲線は、検査間の有用性の比較や、最適なカットオフ値の設定に有用です。 ROCは「receiver operator …

カットオフ値とは?

カットオフ値について解説します。 概要 カットオフ値(分割点あるいは病態識別値ともいいます)とは、検査結果の陽性と陰性を鑑別する数値です。 たとえば、腫瘍マーカーやウイルス抗体など、病態を鑑別するための検査に用いられます …