累積ジエン、共役ジエン、孤立ジエンの違いとは?

累積ジエンとは、累積二重結合(C=C=C)を含むジエンのことです。 共役ジエンとは、共役二重結合(C=C-C=C)を含むジエンのことです。 孤立ジエンとは、相互の二重結合が孤立しているジエンのことです。

アノマー効果とは?(anomeric effect)

アノマー効果とは、ヘテロ原子を含む飽和六員環において、ヘテロ原子のα位に置換した電気陰性基が、炭素六員環の場合に比べて、よりアキシアル位を優先してとる傾向をもつ現象をいいます。

セミEV加硫とは?

セミEV加硫とは、加硫系において硫黄の配合量を減らし、かつ、多量の加硫促進剤を使用することです。

カテコラト錯体とは?

カテコラト錯体とは、カテコール「C6H4(OH2)」から、2つある「OH」の「H」が2つとも解離して生じるイオンが、金属イオンに配位した錯体です。 参考:カテコール

誘導適合とは?

誘導適合とは、酵素分子が基質をくわえるように働いてしっかりと抱き込み、化学反応が起こりやすいようにする現象のことをいいます。

協同抽出とは?

キレート抽出において、2種類の試薬を併用したときの金属イオンの分配比(D)が、各試薬を単独で抽出したときの分配比(D)の和よりも大きくなるとき、両試薬の間には、協同効果があると言います。 この効果を利用した抽出方法を、「 …

トルクとは(ゴム用語)

「トルク」とは、ゴムの粘り気のことです。 ムーニー粘度と同様に、トルク値が小さければ小さいほど、「成形する際に金型にゴムが流れやすい」ということになります。

ウエットマスターバッチとは?

湿式マスターバッチ(ウエットマスターバッチ/ウェットマスターバッチ)とは、ゴムラテックスなどのベース材料と、「充填剤」とを混合してマスターバッチとするものです。

シッフ塩基錯体とは?

シッフ塩基錯体とは、アミンとカルボニル化合物の縮合化合物シッフ塩基の窒素で配位した錯体です。 シッフ塩基錯体としては、たとえば、サルコミンがあります。

架橋と結合エネルギーについて

架橋構造の安定性は、架橋の結合エネルギーが目安になります。 結合エネルギーの順は、 パーオキサイド結合 > モノスルフィド結合 > ポリスルフィド結合 です。

伸張結晶化とは?

ランダムコイルを形成する天然ゴム室温で引き延ばすと、分子鎖の運動性が低下するとともに、結晶組織が発達します。 これを、 伸張結晶化といいます。

共晶反応とは?

共晶反応とは、共晶の構成要素である、金属Aと金属Bとが、特定の「温度」および特定の「組成」において、同時に凝固する反応です。

共晶点とは?

共晶点とは、「液相線」と「固相線」とが交わる点です。 液相線(liquidus)は、固体と平衡にある液相の側の温度−組成曲線であり、 固相線(solidus)は、液体と平衡にある固相の側の温度−組成曲線です。 なお、「液 …

分子篩効果とは?

分子篩効果とは、ゲル濾過法による分子の分離効果のことです。 つまり、ゲルろ過クロマトグラフィー(カラムにつめた担体にサンプルを通して、大きさの違いによって分子を分離する手法)によって分子が分類されることを意味します。 ゲ …

エーテル化とは

アルコールは、分子「内」で脱水反応を起こすと、二重結合を生成し、アルケンとなります。 一方、分子「間」でも 脱水反応を起こすことがあり、その場合には、エーテルを生じ、これをエーテル化といいます。

高分子の二次構造とは

高分子の鎖の折れ曲がり方を、二次構造といいます。 ランダム構造 規則性がなく、多くの汎用樹脂の中の高分子は、この二次構造です。 シーツ構造 いわゆる「折りたたみ構造」です。規則的に折りたたまれ、全体的に平面構造になります …

共晶点とは?

共晶点とは、「液相線」と「固相線」とが交わる点です。 液相線(liquidus)は、固体と平衡にある液相の側の温度−組成曲線であり、 固相線(solidus)は、液体と平衡にある固相の側の温度−組成曲線です。 なお、「液 …

鋳型効果とは?

鋳型効果とは、環状化合物を合成する際に、反応系内に適当な金属イオンを共存させると、環の生成が容易になる効果をいいます。 鋳型効果を利用した環状化合物の合成は、「鋳型合成」と呼ばれます。

エッグボックスとは?

エッグボックスとは、たとえば、ペクチンと、カルシウムイオンとが反応してペクチンが架橋構造をとること、すなわち、カルシウムイオンがペクチンの中に入り込み結合した状態をいいます。

第二世代アクリル系接着剤とは?(SGA)

第二世代アクリル系接着剤(SGA)とは、触媒によってラジカルを発生し、ラジカルを基点にエラストマーとアクリルモノマーとが、「グラウド重合」という化学結合をして、接着被膜を形成する接着剤です。

アザとは(aza:化学用語)

アザとは、有機化合物中の炭素原子が窒素原子に置き換わったことを表す接頭辞です。 環状化合物、および、長鎖状ポリアミンの命名に使われます。

マスターバッチとは?

マスターバッチとは、プラスチック用着色剤の一種であり、顔料をプラスチック中に高濃度に分散させたものを、ペレット状または板状としたものです。 プラスチックを加工するとき、着色のために、色剤であるマスターバッチを混和します。 …

アセタト錯体とは?

アセタト錯体とは、酢酸イオンCH3CO2− が酸素原子上の孤立電子対で金属イオンに配位した錯体です。 ・一つの酸素原子が一つの金属原子に末端配位したもの、 ・二つの酸素原子が二つの金属原子間に架橋配位したもの、 ・同一の …

逆ミセルとは?

逆ミセルとは、油溶性の界面活性剤が、油の中で親水基を内側に、親油基を外側にしてなる会合体のことをいいます。 逆ミセルは、水や、水溶液を油に可溶化します。

凝結価とは?

凝結価とは、凝析価とも呼ばれます。 凝結価(凝析価)とは、コロイドを凝結させるために必要な無機電解質の最小濃度を意味します。

非水溶液とは?

非水溶液(nonaqueous solvent)とは、水以外の、全ての溶液のことを指します。 非水溶液は、活性溶媒と、不活性溶媒とに大別されます。 活性溶媒は、さらに、両性溶媒、酸性溶媒、塩基性溶媒に分類されます。

固定床反応器とは

固定床反応器とは、流動式反応器のうち、触媒を動かないように固定したものをいいます。

イオン対抽出とは?

「イオン対抽出」とは、水溶液中のイオンを、電荷をもたないイオン会合体として有機溶媒に抽出することを意味します。

粘着材の接着剤との違い

接着剤では、液体⇒固体という状態変化が起こります。 これに対して、粘着剤では、接着剤のような液体⇒固体という状態変化が、起こりません。 粘着剤は、流動性と硬さが適切な範囲にあるように作られています。

D形(D体)とL形(L体)の違いとは?

フィッシャー投影式で糖を書くときに、アルデヒド基が上に、CH2OHが下にくるように書きます。 このとき、5位の炭素に結合するOHが右にくるものを、D体といいます。左にくるものを、L体といいます。

ソハイオ法とは?

ソハイオ法とは、プロピレンにアンモニアおよび空気を作用させ、アクリロニトリルを合成する方法です。 触媒としては、モリブデン、ビスマス、リン系などの触媒があります。

加硫もどりとは

加硫もどりとは、加硫温度が高すぎたり、加硫時間が長すぎたりして加硫ゴムが再び柔らかくなる現象です(JIS定義)。

ウエットスキッド性能とは

タイヤが凍った路面を走る時、水上スキーのように、氷とタイヤとの間にある水の膜の上を滑走することを「ウェット・ スキッド現象」といい、この滑走に対する抵抗性能を、ウエットスキッド性能といいます。

メタリング作用(定量供給量)とは?

試料が広げられた液体の面積Sと、点着した溶液量Vとの間には、S=KVの関係が成立し、この性質を、メタリング作用または定量供給量といいます。

最小致死濃度とは(LCLo)

最小致死濃度(LCLo:Lethal Concentration Lowest)とは、特定の暴露時間により、ヒトや動物を致死させた暴露濃度の最小値のことを意味します。

ニトリド錯体とは?

ニトリド錯体(nitrido complex)とは、配位子として、N3-を含む錯体です。

イージーピールとは

イージーピールとは、容器や包装などを、いわゆるヒートシールにより封緘し、開ける時に剥がしやすくすることです。 通常、紙、アルミ、プラスチックフィルムの片面に、 ホットメルト接着剤を塗布します。 たとえば、シール性とピール …

ブルームとブリードとは(ゴム用語)

ゴムの表面に配合剤が移行し、結晶化したり液体でにじみ出てくることがあります。 粉であればブルーム(ブルーミング)、液体であればブリードと呼ばれます。

水溶性液体と非水溶性液体の定義とは?(危険物第4類)

危険物第4類における水溶性液体とは、1気圧の下で、温度20度で同じ容量の純水と緩やかに混合したときに、流動が収まった後も、外観上、均一な状態を維持することができる液体のことを意味します。 また、非水溶性液体とは、水溶性液 …

ポリフォスファゼンとは?(polyphosphazene)

ポリフォスファゼンは、ー(N=PX2)nー で表される一般式を有する直鎖状や環状のポリマーです(式中、Xはハロゲン)。 なお、ポリフォスファゼンは、ホスホニトリルポリマーとも呼ばれています。

カテネーションとは?

カテネーションとは、同一元素の鎖状構造化のことを意味します。また、同一単位構造の鎖状構造化のことを意味することもあります。 この現象は、炭素で見られ、単結合だけでなく、多重結合を含む多様な化合物を作成します。 炭素以外で …

ビニル結合とは?

ビニル結合とは、下記の構造で表される結合です。 ブタジエンを構成単位に含むゴムなど(例えばブタジエンゴムや、スチレンブタジエンゴム)の中に存在する結合です。

アンサンブル効果とは?

アンサンブル効果とは、触媒が多元金属触媒(複合金属触媒)の場合に、触媒の主成分の金属と、添加元素との混合の度合いによって、主成分の金属の集合状態や配列が変化する結果、反応分子の吸着や活性化の様式が変化することをいいます。

多元金属触媒(複合金属触媒)とは?

多元金属触媒(複合金属触媒)とは、2種類以上の金属を組み合わせた触媒です。 たとえば、「Pt」に、「Re」や「Sn」を組み合わせてアルミナに担持された二元金属触媒が工業的によく利用されています。

流動床反応器とは

流動床反応器とは、流動式反応器のうち、反応物を含む流体中に触媒を浮遊させて触媒を流体のように混合させることができるものをいいます。

多分子層吸着とは?

多分子層吸着とは、吸着された分子が、層状に重なって吸着することをいいます。 たとえば、固体に気体分子が沸点近傍の温度で吸着する場合に多く見られます。

スチームストリッピングとは?

スチームストリッピング(Steam stripping)とは、蒸気を揮発成分と直接に接触させることにより、揮発成分をガス化させて系外に除外する方法のことをいいます。

段効率とは?

段効率とは、クロマトグラフィーにおけるカラムを理論段相当高さ(H)を尺度として評価したものです。 Hは、カラム充填剤が細かいほど、あるいは、充填が均一であるほど小さくなり、その結果、段効率は高くなります。

層間化合物とは?

層間化合物とは、層状化合物をもつ化合物の層と層との間に、他の「原子」、「分子」、あるいは「イオン」が入り込みできる化合物です。 たとえば、黒鉛の層間にカリウムが入り込んでできる化合物がよく知れられています。

界面重合とは?

界面重合を解説します。 まず、界面とは? 界面とは、二つの相が互いに接触している境界面を意味します。 たとえば、気体と液体との境界面や、液体と液体との境界面です。 では、界面重合とは? 2種類の反応性の高い2官能性成分を …

ヒステリシスロスとは?(内部摩擦・履歴損失)

加硫ゴムは、弾性および粘性の両方の性質を持っています。 粘性がある加硫ゴムに応力が加えられると、ゴムによる変位に対する力は時間的に遅れて観測されます。 その理由は、不規則に絡みあっているゴムの分子鎖が摩擦し合うため、エネ …

高スピン錯体とは?

高スピン錯体とは、錯体において、中心金属イオンのスピン多重度が2種以上考えられる場合に、もっとも高いスピン多重度の基底状態を有するものをいいます。

アシロインとは?

アシロイン(acyloin)とは、一般式 R-CO-CH(OH)-R で示される化合物です。 つまり、両端に同一の置換基をもつα-ヒドロキシケトンの総称です。 脂肪酸エステルをエーテルあるいはベンゼン中で金属ナトリウムを …

重合度とは?

高分子は多数の構造単位が連結してできています。 その構造単位の数を重合度といいます。 つまり、重合度とは、分子中の単位ユニットの数です。

イオン会合とは

イオン会合とは、気相または溶液相中に存在するカチオンとアニオンとが、静電気的な相互作用により、互いに一定の時間接近し、あたかも一組の「イオン対」として挙動することを指します。 たとえば、0.01 mol/dm3以上の亜硝 …

ケチミンとは?(接着用語)

ケチミンとは、ケトンとアミンとが反応したものです。 ケチミンは、水と反応することで、ケトンとアミンに解離します。 ケチミンは、潜在性硬化剤の一種です。

正触媒と負触媒の違いは?

正触媒とは、反応速度を大きくする触媒です。 これに対して、負触媒は、 反応速度を小さくする触媒です。

限界半径比とは?

イオン結晶において、「陽イオン」と「陰イオン」とが接した状態で、「陽イオン」の半径を小さくしていく(「陰イオン」の半径を大きくしていく)と、あるところで、「陰イオン」同士が接触し、それ以上は単位格子の一辺の単位の長さが変 …

ケトースとは?

ケトースとは、単糖のうち、ケト基を含むものをいいます。 一般的に、炭素数nのケトースは、n-3個の不斉炭素を持ちます。 たとえば、代表的なトリオース(三炭糖)であるジヒドロキシアセトンは、ケト基をもつケトースです。

身の回りの高分子

身の回りの高分子には、たとえば容器や繊維があります。 容器 身近な容器であるペットボトルはPET(ポリエチレンテレフタレート)からできています。 また、スーパーで見かけるような白い皿は、ポリスチレンからできています。 家 …

スピュー切れとは

スピューとは? 一般に、タイヤの加硫用の金型には、加硫故障を防止するため、 グリーンタイヤとモールドとの間の気体を逃がすためのベントホールが、多数設けてあります。 このベントホールには、グリーンタイヤをモールド内面に押し …

共析と共晶の違いとは

共析とは、 一つの「固相」から二つの「固相」が同時に「析出」する現象です。 共晶は、一つの「融液」から二つの「固相」が同時に「晶出」する現象です。

溶融点とは?

溶融点とは、融点(melting point)ともいい、物質が、固体から液体へ相変化を起こし始める温度をいいます。

アルキルラジカルとは

アルキルラジカルとは、不対電子を一個もつアルキル遊離基(R・)のことです。

アグロメレートとは?

アグロメレートとは、組成物(コンパウンド)の中で、材料(たとえば二酸化ケイ素)が、材料同士で凝集した大きな凝集体といいます。

油展ゴムとは?

油展ゴムとは、ゴムに、油展成分として鉱物オイル、パラフィンオイル、ナフテン系オイルなどを添加したゴムのことです。

良溶媒とは?

良溶媒りょうようばい(good solvent) 良溶媒とは、常識的な温度の全範囲にわたって、溶質と無制限に混合する溶媒のことです。 良溶媒中の高分子鎖は、よく広がった形をとり、その性質はスケーリング則に従います。